「お相手は本気なのかな?」それより・・・「自分は本気で向き合えているの?」
2025/10/26
40代・50代 結婚相談所での婚活の成功を分ける、視点の転換
埼玉・東京をはじめ全国対応のWith Owl(ウィズ・アウル)結婚相談所、婚活カウンセラーの羽角(はすみ)です。※With Owl(ウィズ・アウル)結婚相談所は埼玉・東京・関西圏等、全国の会員様が活動しているIBJ・BIU正規加盟店の出張型・オンライン全国対応の結婚相談所です(東京都・埼玉県は出張サポート、その他地域はオンラインにて全ての活動をサポートしています)。
いつも婚活応援ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は「お相手が本気がどうかを気にする前に、ご自身がしっかりとお相手にベストを尽くした向き合い方をしていますか」というテーマで書いていきます(^^)/
1.「お相手の本気度」が気になるのは自然。でも、そこに落とし穴がある
40代・50代の婚活では、「今度こそ上手くいかせたい」「もう失敗したくない」という気持ちも無意識に強くなるものです。
そのため、お相手の出方や気持ちを慎重に探ろうとする方も多いのです。
「この人、本気なのかな?」「どのくらい結婚を意識しているんだろう」と考えてしまうのは、決して悪いことではありません。
しかし、“お相手の本気を探る婚活”に偏ってしまうと、いつの間にか“受け身の婚活”になってしまいます。「お相手が動いたら自分も動く」「お相手の熱量が上がったら自分も上げる」「お相手が真剣だったら自分も真剣に考える」というように、自分が主導権を握っているような気になっているだけで、実は主体性が低く、主導権をお相手に預けているような状況になっているのです。
これは私の考え方ですが、婚活で信頼関係を育てていくうえでまず大切なのは、“お相手を見極める力”よりも、“ご自身の本気さや魅力を伝える力”だと思います。この40代・50代という、ともすれば、ことあるごとに、お相手を見極めようとしてしまう年代では特に大事だと思います。
もちろん、お相手を見極めることは大事なことですが、それよりもまず最初に、自分から誠実に、前向きに、そして丁寧に関わっていくことで、お相手の心にも安心感が芽生え、結果的にお相手の“本気”が引き出されることも多いのです。
2.40代・50代婚活では、お相手も慎重。最初から熱量が高い人は少ない
結婚相談所で出会う40代・50代のお相手は、皆さん「結婚を目的」として活動されています。誤解されている方も多いのですが、それは「誰に対しても熱量が高く、すぐに盛り上がる」という意味ではありません。
この世代の方たちは人生経験が豊富で、これまでに良いことも苦いこともたくさん経験してきています。だからこそ、結婚相手は“慎重に進めたい”“しっかり見極めたい”という気持ちが自然と強くなるのです。
つまり、お見合いやプレ交際(仮交際)の序盤で、「お相手が淡々としている」「あまり感情を出さない」と感じても、それは“熱量が高くない”のではなく、“安心できる方か、居心地の良い方か、しっかりとお相手の様子や相性を見たい”という慎重さの表れかもしれません。
焦って「もっと気持ちを見せてほしい」と求めるよりも、「この人は今、安心して関われるお相手かどうかを見ている」という目線で考える方が、お互いの信頼を育てやすくなります。お相手の温度を上げようとするより、“自分が安心を与えられる存在になること”が、最終的にご縁を深める近道なのだと、私は思います。
3.「お相手の反応」に一喜一憂するより、「自分のベストを尽くす」
婚活が上手く前に進む方ほど、共通しているのは“自分から動ける人”だと感じています。そのような方は、「お相手の気持ちが見えない」「温度差を感じる」ときも、お相手がおかしい・悪いと決めつけるのではなく、「自分は今、お相手に誠実に向き合えているだろうか?」「今、お相手にできることはないか?」と、お相手に対してではなく、自分に対して振り返る・行動する姿勢があります。
たとえば――
・お相手のLINEを待つより、気持ちよく自分から送信する
・お相手の気持ちを探るより、「あなたと話していて楽しいです」と素直に伝える
・お相手の誘いを期待するより、「次もぜひお会いしたいです」と自分の意志を言葉にする
このような誠実で積極的なコミュニケーションの積み重ねは、伝わるお相手にはしっかりと響きます。逆に伝わらない・変わらないお相手は、見極めの材料として頂いて良いのではないでしょうか。
“お相手の出方を待つ婚活”ではなく、“自分から信頼を築く婚活”に視点を切り替えていくことで、婚活に対する向き合い方や、お相手への見方、ご自身の心の余裕も変わっていくと思います(*^^*)
4.心理学的に見ても、“自分から向き合う姿勢”がご縁を育てる
婚活の世界は、心理的な「鏡の法則」も深く関わっていると感じます。ここでは、婚活で意識しておきたい3つの心理的視点をご紹介します。
◆ ミラー効果 ― 誠実に向き合えば、誠実さが返ってくる
人は、自分に向けられた感情を“鏡”のように映し返す傾向があります。これを「ミラー効果」と呼びます。
あなたが穏やかに、思いやりを持って接すれば、相手も自然とその安心感を感じ取り、同じような誠実さで応じてくれるのです。
逆に、探るような態度や不安な雰囲気が続くと、相手も“構え”てしまうことがあります。まずはあなた自身が心を開き、「信頼できる自分」でいることが、関係を育てる第一歩となるのです。
◆ マネしたくなる人の心理 ― “本気で向き合う人”はお相手の心を動かす
心理学では、人は「魅力的だと感じた相手の態度を無意識に模倣する」と言われています。つまり、あなたが本気で向き合う姿勢を見せることで、お相手にも“本気で応えたい”という気持ちが生まれやすくなる、と言われているのです。
人は「この人のように誠実でいたい」と思える相手に心を許します。自分の誠実さや温かさを伝えることが、結果的に“お相手の本気を引き出すトリガー”になるのです。
◆ 「安心感」と「信頼感」は、恋愛感情よりも強い絆をつくる
40代・50代の婚活では、“ドキドキする恋”よりも“心が落ち着く関係”が大切になってきます。皆さん将来や結婚に対して、様々なご事情や想いを抱えておられる中で、安心して、末永く、仲良く暮らしていけるパートナーと出会いたい、そのようなご希望を持っておられる方がとても多いのです。そのような中、最終的には安心感や信頼感こそが、結婚に直結する感情になるのです。
「この人となら無理をしなくてもいられる」「素直に話せる」と感じられる関係ほど、長く続き、最終的には真剣交際や成婚への決断にも繋がっていくものです。
だからこそ、婚活では、お相手の熱量や本気度に左右されるのではなく、“お互いが安心できる居場所をつくるプロセス”と捉えていただき、まずは、お相手に安心感・信頼感を感じてもらえる姿勢を大切にしていただきたいと思います。
5.まとめ:「お相手を探る婚活」から「本気で向き合う婚活」へ
婚活でうまくいく人は、“お相手を変えよう”とせず、“(いい意味で)自分ができることに集中”しています。その積み重ねが、お相手に安心と信頼を与え、「この人となら」と思ってもらえる、お二人の距離を縮めるきっかけをご自身で作り出しているのです。
40代・50代の結婚相談所でのご縁の分かれ目は、“ドキドキ感”ではなく、“安心感・信頼感”です。
お相手の本気度を探るよりも、まずは自分の本気を伝える。お相手の熱量を気にするより、お相手が安心できる自分でいる。
そうした日々の積み重ねが、ご縁のあるお相手から選ばれることにも繋がっていくのだと思います。
今回ご紹介した内容も、テックニック論として理解していただくのではなく、ご自身と本質的に向き合うキッカケにしていただければ嬉しく思います。
婚活はとても奥が深く、単純ではありません。今回ご紹介したテーマ以外にも大切なことはたくさんあります。お一人おひとりご事情も違いますので、ぜひ、担当のカウンセラーさんを上手に頼りながら、婚活を前に進めて頂ければと思います。
今回のブログが、何か一つでも、皆さんの婚活や自分磨きのヒントになれば幸いです。そして皆さんが幸せなご成婚を掴めるよう、いつも心から応援しております\(^o^)/
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