プレ交際(仮交際)ですり合わせておくべき結婚観
2023/12/14
真剣交際の前に、お相手を尊重しながらすり合わせしましょう。
埼玉県、川口市のWith Owl(ウィズ・アウル)結婚相談所、婚活カウンセラーの羽角(はすみ)です。※With Owl(ウィズ・アウル)結婚相談所は、川口市・さいたま市・蕨市・戸田市・越谷市・三郷市・川越市・草加市等の会員様が多く活動しているIBJ正規加盟店の出張型の結婚相談所です。
今回は、プレ交際(仮交際)のうちにしっかりとすり合わせておくべき結婚観についてお話したいと思います。
■なぜプレ交際のタイミングで結婚観のすり合わせが必要?
IBJの結婚相談所で婚活をする場合、プレ交際から成婚まで、原則3カ月というルールがあります。状況により6カ月まで交際期間を延長する場合もありますが、このような期間の中でお相手と信頼関係を築き、結婚に向けた活動と、決断をしていくこととなります。結婚観は、二人でどのように結婚生活を築いていくか?暮らしていくか?に影響する全ての考えや価値観、あるいはスタイルそのもののことです。結婚することで、生涯のパートナーとなり、共に楽しく、仲良く、心地よく暮らしていけるか?に直結する大事な部分です。
大事なことだからこそ真剣交際のタイミングだと「遅い」のです。例えば真剣交際のタイミングで、もし大きな考えの違いや知らなかった事実が出てくると、不信感や埋められない溝によって、交際終了にもなりかねません。そうなるとダメージもとても大きいと思います。特に40代や50代では、これまでの生活サイクル、習慣によって独自の結婚観のイメージが出来上がっていたり、「こうあるべき」「このスタイルが当たり前」と思い込みがちな部分もあります。プレ交際のタイミングで、お互いの結婚観を「思いやり」と「尊重」の気持ちを持ちながら、しっかりとすり合わせ・確認をしていくことが、結果的にはよりスムーズな真剣交際、そして成婚へとつながるポイントになるのです。
■結婚観をすり合わせするときには、デートの際に徐々に
結婚観には仕事や子供、住居、親のことなど、いろんなことが挙げられますが、いずれにしても、まずは話題としてどちらかが伝えたり聞いたりしないと現状どのように考えているかはわかりません。また、たくさんあるからと言って、最初から一挙に聞くのも、デリケートな話題もありますので、避けた方がいいと思います。
また、お相手のプロフィールには結婚観でわかる事や考えのヒントもたくさん記載されてると思います。デートの回数が少ないうちは、プロフィールに書いてあることに関連して質問していくのもいいいでしょう。仲良くなるにつれて、結婚観や将来について大事な大枠からお話を掘り下げていくと良いと思います。
デート3回目か4回目あたりから、自分の結婚観などを伝えながら、お相手の結婚観について丁寧に聞いていきましょう。
■変えられること・変えられないことを区別し、折り合いを付けましょう
もう一つ。「変えられること」「変えられないこと」という視点も大切です。結婚観や将来に関することで、例えばですが、持病や宗教、親の介護などは二人の結婚生活に影響を与える事ですが、すぐに変えることは難しい場合が多いです。趣味であっても、こだわりや思い入れが強ければ、結婚しても絶対に続けたい!となると思います。そういったものも変えられないものと言えると思います。一方で、住みたい場所などは、最初の希望とお相手の希望が違っていたとしても、二人の相談でいくらでも変えられるのではないかと思います。また自分の結婚観として、最初は違った結婚生活をイメージしていたけど、お相手により、最初考えていた結婚スタイルが変わった!ということも良く聞きます。
大切なことはまず、タイミングを見ながら、丁寧に話し合うことです。変えられないことについては、なるべく早めにお伝えする。それ以外のことは、お相手の立場・状況を尊重する気持ちを持ち、ただ希望や理想を伝えるだけでなく、その理由や想い・背景なども確認しながら折り合いを付けていくこと。お互いの結婚観や将来に対する考え方は違っていて、当然です。違いを認めながら、お相手に自分の考えを押し付けず、尊重しながら、歩み寄る。そんなスタンスがとても大切だと思います。
■3つの「しない」を守りましょう(自分を主語にしない・面接しない・否定しない)
一つ目は、くれぐれもプレ交際の段階では、自分を主語にした聞き方はしないように注意しましょう!ということです。お相手のこともよく知らない、結婚もイメージできていない段階で「私と結婚したらどこに住みたいですか?」「僕と結婚したら仕事はやめてくれますか?」等の聞かれ方をしてしまうと、とても重たく、自分勝手なイメージも持たれてしまいます。プレ交際の段階では、あくまでお相手の結婚観について聞いていることがわかるように、主語を「お相手の考え方・価値観」とわかるような聞き方で配慮しましょう。
二つ目は、面接をしないということです。「聞きたい事だけを淡々と聞く」、理由を聞くときに、「それはなぜですか?」「どうしてですか?」など、共感や相槌もなく間髪入れずに聞いてしまう・・・。そのようなコミュニケーションでは、お相手は面接されているような感覚になってしまうでしょう。お相手に思いやりと尊重の気持ちを持ち、コミュニケーションがキャッチボールになるように、よく見て、よく聞いて、共感・相槌も意識したコミュニケーションを心がけましょう。
三つ目は、否定しない、ということです。最初にもお伝えした通り、40代・50代の方は、それぞれが知らず知らずのうちにご自身の「当たり前」が結婚観に大きな影響を与えていることが多々あります。大切なのは、結婚観について自分と違った場合には、まずはしっかりと聞く、理解するということです。「それはダメ・間違ってる・信じられない・受け入れられない」といったお相手を否定するようなコミュニケーションをしてしまうと、折り合いがつかないどころか、交際自体にも影響を与えてしまいます。お相手の結婚観が自分と違った場合は、「変えられるか」「変えられないか」といった視点、その上で、どのような理由で違うのか?を丁寧に説明することが大切です。最終的に違ったとしても、受け入れられたり、二人で協力することで乗り越えられることもあると思います。お互いに否定せず、しっかり向き合っていきましょう。
■結婚観として話し合うべき10のコト
プレ交際のタイミングで話し合っていた方が良い結婚観のテーマ10項目をピックアップしてみました。
①仕事や転職意向(結婚により仕事や働き方を変えるか、変えないか)
②住む場所・住居(こだわる・こだわらない、今の住居をどうする、転勤の可能性)
③子どもについて(こだわる・こだわらない、人数、教育について)
④お金の管理(どちらがどのように管理する、お小遣いや趣味の費用は?)
⑤家事の分担の考え方(仕事の状況、休日の過ごし方も合わせて、どのように分担するか?)
⑥親のこと・家族事情(将来の親との同居や、介護の考え方、兄弟姉妹との関係など)
⑦ローンや負債について(ある・ない、ある場合は何がどれくらいいつまで、家や車のローン、奨学金、他)
⑧持病や宗教について(聞かれるというよりも、伝えておくべきことはないか?)
⑨結婚式・新婚旅行について(したい・したくない どんな規模・スタイルで)
⑩日常の生活スタイル(生活リズムや休日の過ごし方、旅行やペットなど)
プレ交際は大事な大枠だけ確認しながら、細かな部分は真剣交際で確認してもいいと思います。お互いに「こんなはずじゃなかった」ということがないようにできればいいですね。
いかがでしたでしょうか?婚活を真剣に頑張っている皆様の参考になれば幸いです。
IBJ正規加盟店のWith Owl(ウィズ・アウル)結婚相談所では、40代・50代に特化した結婚相談所として、カウンセラーの担当させていただく会員様を25名以内とした超少人数の専任体制で、お一人の会員様としっかり向き合う時間を作り、結果に繋げる婚活サポートをご提供しています。
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