プレ交際(仮交際)のデートで話すことって?
2024/05/16
お相手を理解しながら、段階的に距離を縮めていくコニュニケーションが大切です
埼玉県、川口市のWith Owl(ウィズ・アウル)結婚相談所、婚活カウンセラーの羽角(はすみ)です。※With Owl(ウィズ・アウル)結婚相談所は川口市・さいたま市・蕨市・戸田市・越谷市・三郷市・川越市・草加市等の会員様が多く活動しているIBJ正規加盟店の出張型の結婚相談所です。
今回は、「プレ交際(仮交際)のデートで話すこと」というテーマで、プレ交際のデートの段階別に、どのような内容で会話をしていくことが良いのか、私なりのプレ交際でのデートの基本姿勢とオススメの話題をご紹介していきたいと思います(*^-^*) 「お見合いはOKなんだけど、プレ交際でつまずいてしまう」「なかなか、プレ交際でお互いの距離が縮まらない」といった方、あるいは、結婚相談所でのプレ交際(仮交際)のデートって、どんな話しをするの?ということを知りたい方は、是非、参考にしていただければと思います。それでは元気に行ってみましょう(^^)/
【プレ交際のデート/3つのコミュニケーションポイント】
まず、プレ交際のデートでの話題の前に、プレ交際のデートで意識すべき3つの基本的なコミュニケーションポイントについてお話したいと思います。
①段階ごとにお相手をしっかり理解しながら向き合っていきましょう。
プレ交際とは、お見合い後、お互いがもう一度「会いたい」と思うことで成立し、LINEやデートでお互いの距離を縮めていく交際期間です。プレ・仮とついているのは、この期間は他の方とのお見合いや複数人のプレ交際もルール上はOKとなっています。それは、結婚のお相手を絞り込み・見極めていく期間となっているためです。結婚相談所では、プレ交際スタートから成婚まで基本3カ月(最長6カ月)というルールがあります。プレ交際の期間は、早い方で1カ月、どれだけ長くても3カ月~4ヶ月で判断し、次の真剣交際へ進むかどうかを見極め判断していく流れとなります。ちなみに初回や2回目のデート後「思っていたのと違った」という理由で、交際終了になるケースも少なくありません(プレ交際は初回のデート以降はどちらかの申し出で、いつでも交際終了することができます)。
プレ交際では限られた期間で、お相手から結婚相手候補として選ばれ、ご自身もお相手を選ぶ見極めの大事な期間となることを、まず押さえておきましょう。そのためプレ交際の期間では、デートを重ねながら、段階ごとにいかにお相手を理解できるか、自分を知ってもらえるか、そしてお互いの距離を縮めていけるか?が大切なポイントになってくるのです。毎回のデートでこれらのポイントを意識しながらコミュニケーションをしていくことが真剣交際へ繋げていく大事なポイントにもなってくるのです。お相手をしっかりと見ながら話すべき内容・タイミングを考えながら進めていくことが真剣交際へとつなげていく第一歩になります。
②思いやり・誠意・ポジティブ・積極性を「伝えられる」デートにしましょう。
こちらは、デートだけの話ではなく、婚活全体を通して、お相手とご自身に対して向き合う意識やスタンスという意味で捉えていただきたいと思います(私がいつもお伝えしていることになります)。40代・50代の婚活では、お互いにお相手を見る目が自然と厳しくなっている中で、思いやり・誠意・前向き・積極性の4つのマインドは特に大切だと思っていただきたいです。
婚活で言うところのお相手への「思いやり」とは、お見合いや、交際のお相手に対して、お相手の立場や気持ちになって考える、お相手が心地よく過ごせるように振舞う等、自分への見返りは求めずに、お相手を思いやる純粋な心です。「誠意」とは、お相手にも、自分にも嘘はつかず、まっすぐに真心を持って向き合う態度や行動です。「ポジティブ」とは、(過信・慢心は良くないですが^^;)自己肯定感を持って、自分にできることをやっていく前向きな気持ち・意識です。「積極性」は、お相手任せではなく、(お相手への思いやりはしっかりと持ったうえで)自分はこう思う・こうしたい!と考え、お相手との距離を縮め信頼関係を築くために行動していける勇気や覚悟といったものになります。
他にも意識していただきたいマインドや気持ちはたくさんあるのですが、まずは基本的なこととして、この4つのマインドを意識し、デートでも電話でもLINEでも、お相手に言葉・態度・行動で「伝わる」ように頑張っていただければと思います。40代・50代で頑張っておられる方は、皆さんが大切な価値観や譲れない条件が何かしらあります。そういったものがお互いに理解できるか、摺合せできるか、尊重できるかといったことの土台になってくるのが、4つのマインドになります。「残りの人生を一緒に楽しく過ごすたった一人のパートナー」として、お相手から選ばれ、ご自身でも選ぶために、1回1回のデートでは特に、気持ちや考えを伝えられるよう意識してみてくださいね(^^)/
③お相手に合わせた、丁寧で臨機応変な会話・対応を
当然ですが、デートの会話に定型文や勝ちパターン等の教科書はありません(;^_^A お相手とのコニュニケーションを重ねたり、深堀して意見交換していくこと、その時の反応や態度などで、お互いへの理解が深まっていくのです。特に40代・50代の婚活では(人によってはですが)、なるべく早く・スピーディにお相手の見極めをしたいという意味で、かなり早い段階のデートで、ご自身の譲れない条件に対して質問をされたり、ご自身の考えを強めに伝えてこられる場合があります(将来の親との同居をどう考えているか、子どもが欲しいか欲しくないか、結婚したら住まいをどう考えているかなど)。通常であれば段階をいくつか踏んだ後に確認しそうな内容ではありますが、そういった早いタイミングで聞いてくる方もいれば、まずは自分について理解して欲しいという思いで、たくさんお話される方や逆に最初にたくさんの質問をされる方もいます。話題もお相手によって様々です。
どのタイミングで、どんな会話をするのか。どのように相互理解をし、距離を縮めて行くかはお相手とご自身の関係次第なのです。プレ交際でのデートが上手く進まない時、相性・性格等であきらめてしまうのではなく、これまでのお相手の様子をしっかりと振り返りながら、お相手に何を求めたり、期待をしているのか?ご自身のどんな部分に興味を持ってくださっていたのか?客観的な視点で理解をしておくことが重要です。上手く行っている感じがするときも同様です。ただ楽しかった・雰囲気が良かった・居心地が良かったということも、(もちろん感覚は大切ですが)何が良かったのかをしっかり振り返り理解しておくことが大切なのです。そしてデートでの会話は、お相手のプロフィール内容や、デートで話をしたこと、LINEでやりとりした内容などが、すべて積み重なり、つながった中で成立しているはずです。そこを踏まえた上で、お相手と距離を縮めるコニュニケーションをしていけるかが、とても大事なんですね。
お見合いでお話した内容と、初回デートの話題が同じだった。同じことを何度も質問された。質問に回答しても「そうなんですね」で会話が終わってしまう。いろいろ聞きたいことがあったけど一方的にお話されて終わってしまった・・・。実際にある話です。これだと、お相手を見ていないこと、興味がないことと同じで、プレ交際でお相手との距離を縮めることは難しいですね^^; 婚活でたくさんの方とお見合いし、プレ交際に進んだとしても、「お一人お一人は全く違う」ということを意識して、お相手のことをしっかりと見て、理解して、お相手に合わせたコニュニケーションを行っていくことを常に念頭に置いて婚活を進めていきましょう(^_-)-☆
【プレ交際のデート/段階別オススメの話題】
では、段階別にオススメの話題をご紹介していきます(^^)/
・デート1回目・2回目の話題/まずは「どんな人か」相互理解をしていきながら、お互いのペースをしっかりとすり合わせていける話題を
このタイミングでは、まだまだお互いに知らないことがたくさん。まずはお見合いでお話しが足りなかったことを話題にしながら、お相手とご自身のプロフィール部分について理解していただく場にしていくと良いと思います。仕事のこと、普段や休日の生活スタイルのこと、家族のこと、趣味や好きなこと・得意なこと、嬉しくなったり楽しいと感じることなど、お見合いで話したことの深堀や、関連した質問、あるいはお見合いでは言い足りなかったこと、もっと聞きたかったことなどを中心に、まずは「どんな人なのか」という部分で相互理解が深まるような話題がオススメです。合わせて、婚活ですので、理想の結婚生活や大切にしている結婚観などの話題も希望やイメージを聞いていくというスタンスであればとても良いと思います。
また、二人に関する会話は特に大切です。初デートでは、お見合いのお礼やお相手に対して素敵だと思ったところ、デート出来て嬉しいなどのプラスの感情表現なども良いと思います。今後のデートに繋げていく意味でも、好きな食べ物や、場所、行ってみたいお店などの話題なども良いと思います。次回会ってみたいなという感じで会話が進むなら、次回のデートについても提案するのも良いと思います。お互いのスケジュールも確認できますし、なるべく早いタイミングで日程を合わせることもできます。
また、連絡手段・頻度の希望ペース等について確認するのも良いですね。お相手のお仕事などの状況によっては、できればLINEのやり取りはこの時間がいいとか、こんなタイミングでしか返せないといったこともありますし、50代の方であれば、中にはLINEよりは電話の方が良いという方もいらっしゃいます。まずはお相手の状況やペースを確認し、お互いに無理のないやり取りをしていきましょう。
交際初期段階のデートの会話で大事なのは、お相手に興味と敬意を持って会話を掘り下げ・拡げながら重ねていくということです。素直なプラスの感情・気持ちを丁寧に誠実な言葉でお伝えするということ。そして、これまでに話したことを整理し、デートで話すべき話題を準備しておくことも大事です。これまで、何となくだったり勢いでデートをしていた方は、デートの初期段階から、何を話したか、どう感じたか、これから何を話すべきかを整理・準備するクセをつけておくと良いと思います。
・デート3回目以降の話題/二人の距離を縮めて行くことを意識しながら、価値観や結婚観などの話題で見極めることが大事に
このタイミングでは、相互理解がある程度進んできているタイミングです。ここからは、もう少し長い時間のデートをすることで、お互いに楽しい時間を共有することや、価値観や結婚観に関する本質的な会話に深めていくことで、この先も交際を続けたい方か、結婚相手候補として、真剣交際へと進むべき方かどうか?といった信頼関係を意識しながら、同時にお相手と今後真剣交際へと進むべきかどうかの見極めの両方を行う段階となります。結婚観に関しては以前のブログで10項目の話題をピックアップしていますので、こちらの記事も再度掲載しておきます。
■結婚観として話し合うべき10のコト(プレ交際のタイミングで話し合っていた方が良い結婚観のテーマ10項目をピックアップしてみました)
①仕事や転職意向(結婚により仕事や働き方を変えるか、変えないか)
②住む場所・住居(こだわる・こだわらない、今の住居をどうする、転勤の可能性)
③子どもについて(こだわる・こだわらない、人数、教育について)
④お金の管理(どちらがどのように管理する、お小遣いや趣味の費用は?)
⑤家事の分担の考え方(仕事の状況、休日の過ごし方も合わせて、どのように分担するか?)
⑥親のこと・家族事情(将来の親との同居や、介護の考え方、兄弟姉妹との関係など)
⑦ローンや負債について(ある・ない、ある場合は何がどれくらいいつまで、家や車のローン、奨学金、他)
⑧持病や宗教について(聞かれるというよりも、伝えておくべきことはないか?)
⑨結婚式・新婚旅行について(したい・したくない どんな規模・スタイルで)
⑩日常の生活スタイル(生活リズムや休日の過ごし方、旅行やペットなど)
プレ交際では大事な大枠だけ確認しながら、細かな部分は真剣交際で確認してもいいと思います。お互いに後々「こんなはずじゃなかった」ということがないようにできればいいですね。
【デートで避けるべき話題・態度について】
どれだけ親しくなったと思っても、信頼関係ができたと思っても、プレ交際の段階ではまだまだ不安定な時期であることも理解しておきましょう。最初にお伝えした通り、どんなタイミングでも、お相手に思いやりを持って接していただくことが基本になります。逆に、デートでのNG話題としては、プレ交際中のお互いの婚活進捗状況や他のお見合いや交際相手に関することは避けるのがマナーです。聞いて良いことは一つもありません。いいなと思ったらお相手との交際に集中し、ベストを尽くしてください。
また、態度としては、最初にお伝えした「思いやり・誠意・ポジティブ・積極性」のマインドの反対の態度で臨むことは避けた方が良いでしょう。自分勝手・嘘や悪口・ネガティブ・消極的な話題・態度等では、お相手も一緒にいて楽しくないですし、将来に対して不安を感じることになるでしょう。
全てが100%完璧な方はいらっしゃいません。ご自身の苦手な部分や弱い部分を受けて入れもらえるか?といったことも婚活では大事な要素にはなりますが、逆に言うと、結婚する以上はパートナーとして、異性として、同居人として、お相手が求める安らぎや安心、元気や希望、楽しさや快適さといったものが一緒に築けるか?といった事との天秤になります。婚活は結局のところ、どこまで行っても、いかにお相手から魅力的に感じてもらえるパートナーになれるか、自分に対しても自信と希望を持った前向きな自分になれるか、そんな自分を磨きと合わせて考えていくことに他なりません。
お相手に対してデートを重ねながら、相互理解や信頼関係を深めていく中で、もしご自身に苦手な事や不安なことが見えてきた場合は、(自分磨きも意識していく中で)タイミングを見て、不安な事や心配なことは深刻になりすぎず話してみることも良いと思います。聞くタイミングや聞き方でも印象も変わりますからね。
【40代・50代だからこそ気を付けてほしいこと】
最後に、40代・50代の方に特にプレ交際のデートの会話で気をつけていただきたいことを、もう一つ。それは、お相手のことを自分の尺度で早いうちから「決めつけない・思い込まない」ということです。40代・50代はこれまでの様々な経験があるからこそ、何事もすぐに決めつけて判断しがちです(^^;) 特に婚活が上手く行かないときに関しては、つい、お相手の気になるとろ・嫌な部分にばかりに目を向け「こういう方はこうだからダメ」と決めつけてしまいがちです。お相手のいい部分や可能性が見れなくなったり、「自分の価値観こそが正しい」と思い込みがちになられる方が多いように感じます。担当のカウンセラーさんにも相談していただきながら、なるべく冷静に客観的に考えて判断していただけたらと思います(^_-)-☆
【合わせて読んでいただきたいブログ記事のご紹介】
今回の記事に特に関連性の高い記事を厳選してご紹介しますので、よかったら合わせて読んでくださいね(^_-)-☆
・40代・50代の婚活に大事なこと【その5 婚活では思いやりが基本の基本!】
・40代・50代の婚活で大事なこと【その11 お相手を理解できますか?】
・プレ交際(仮交際)で名前の呼び方や手をつなぐタイミングは?
もし、ご自身で精一杯ベストを尽くした上で、プレ交際のデートが上手く進まなかったという場合は、決して自分を責めず、落ち込みすぎないようにしていただければと思います。だって、やることをやってダメならお相手との相性やタイミングなども悪かったのだと思います。
今回のブログを少しでも、今後の参考にしていただければ、とても嬉しく思います。皆さんが婚活を楽しみながら前向きに進められるよう、心から願っています!そして応援しています(^^)/
With Owl(ウィズ・アウル)結婚相談所では、40代・50代に特化した結婚相談所として、カウンセラーの担当させていただく会員様を25名以内とした超少人数の専任体制で、お一人の会員様としっかり向き合う時間を作り、お一人お一人に合った、結果に繋げる婚活サポートをご提供しています。ご質問・ご相談などありましたら、お気軽にホームページよりお問合せください。
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