真剣交際で考えるべきこと(その2)
2024/01/04
真剣交際シリーズその2:すり合わせるべき結婚観
埼玉県、川口市のWith Owl(ウィズ・アウル)結婚相談所、婚活カウンセラーの羽角(はすみ)です。※With Owl(ウィズ・アウル)結婚相談所は、川口市・さいたま市・蕨市・戸田市・越谷市・三郷市・川越市・草加市等の会員様が多く活動しているIBJ正規加盟店の出張型の結婚相談所です。
今回は、「真剣交際で考えるべきこと」というテーマの第二回目として、真剣交際のタイミングですり合わせるべき結婚観についてお話したいと思います。(真剣交際の進め方・大事なポイントについては「真剣交際で考えるべきこと(その1)」のブログ記事で紹介していますので合わせてご覧くださいね)
■前回のおさらい:真剣交際の流れについて
主には下記の5つのSTEPで進めていきます。ただし、STEPの1と2は同時並行で、回数を重ねながら徐々にという感覚で進めていきましょう。またSTEP3と4は私がオススメしている順番ですが、状況により順番が変わる場合も多々あります。お二人の考え方、希望などをしっかりと話し合いながらすり合わせしながら進めていくことがポイントです。
●STEP1:距離を縮めるコミュニケーションで、信頼関係(安心・居心地)を構築
●STEP2:二人の結婚観・生活スタイル・将来・価値観について大事なことのすり合わせ
●STEP3:プロポーズ
●STEP4:お互いの両親に挨拶
●STEP5:成婚退会の手続き
前回は、STEP1の「距離を縮めるコミュニケーション」について、押さえておくべき5つの大事なポイントを紹介しましたが、今回はSTEP2「二人の結婚観・生活スタイル・将来・価値観について大事なことのすり合わせ」について、すり合わせるべき項目・内容についてお話したいと思います。
■結婚観についてすり合わせをするタイミングについて
実は真剣交際に入るタイミングでは、カップルによりかなり温度差があることが多いのです。「結婚を前提に交際」という認識は共通していますが、この真剣交際の期間に、本当にお相手が生涯のパートナーとして相応しいかどうかを、プレ交際の時のよりもさらに距離を縮めながら、信頼関係を築き、そして、結婚への気持ちを高め、決断していくことになります。
真剣交際でも、最初のうちは、まだまだ距離感があったり、信頼関係が築けていない場合も多いのです。そういった場合、いきなり結婚後の生活スタイルや将来のことを決定していくような話を進めても、お相手はまだ結婚のイメージができていないので、逆効果です。まずは楽しい時間や居心地の良い距離感づくりが先です。その上で、結婚観についてはお相手の意向を確認しながら、真剣交際を進めていただければと思います。
■結婚観として話し合うべき10のコト
以前のプログで「プレ交際のタイミングで話し合っていた方が良い結婚観のテーマ10項目」をご紹介しましたが、真剣交際でも話し合うべき・すり合わせるべき内容は同じです。違うのは、プレ交際の時には、「大きな違いがないか」「やっていけそうか」という大枠での結婚観の確認でしたが、真剣交際では、「どのような結婚生活を一緒に築くか」を具体的に決める必要があります。
[すり合わせるべき結婚観10項目→真剣交際ですり合わせておきたい内容]
①仕事や転職意向(結婚により仕事や働き方を変えるか、変えないか→はっきりさせておく)
②住む場所・住居(こだわる・こだわらない、今の住居をどうする、転勤の可能性→結婚後、どのあたりに、どんな住居で暮らすかを決める)
③子どもについて(こだわる・こだわらない、人数、教育について→こだわらないという方でも本当は欲しい・欲しくないという方もいます。結婚してから「やっぱり・・・」とならないよう、本当の気持ち・希望を確認しながら、お互いの考え方や将来の計画をすり合わせておく)
④お金の管理(どちらがどのように管理する、お小遣いや趣味の費用は?→毎月の手取り、ボーナス時にどれくらいの収入があり、結婚生活で、家賃・光熱費・食費などの生活費、保険や貯金・投資などの資産運用、飲み代等の交際費や趣味の娯楽費等、家計簿の項目をイメージしながら、どれくらいの支出がありそうか事前にある程度計算をし、生活プランとお金の管理方法をすり合わせておく)
⑤家事の分担の考え方(仕事の状況、休日の過ごし方も合わせて、どのように分担するか?→お互いの仕事の状況にもよりますが、日々の食生活、掃除・洗濯、ゴミ出し、日用品の買い物など、二人で暮らしていくことに欠かせない家事をどちらがどのように担当するかの希望や考え方をすり合わせておく)
⑥親のこと・家族事情(将来、親との同居や、介護の考え方、兄弟姉妹との関係など→今すぐでなくても、将来何かしら考えていく必要があることは隠さずに伝えて、理解を得ておく)
⑦ローンや負債について(ある・ない、ある場合は何がどれくらいいつまで、家や車のローン、奨学金、他→ある・ない、ある場合は総額・個別にトータルいくら、毎月の支払いがいくら、ボーナス時がいくら、いつまで支払いがあるかをハッキリ伝えて、理解を得ておく)
⑧持病や宗教について(聞かれるというよりも、伝えておくべきことはないか?→今すぐでなくても、将来何かしら考えていく必要があることは隠さずに伝えて、理解を得ておく)
⑨結婚式・新婚旅行について(したい・したくない どんな規模・スタイルで→入籍や親へのあいさつのタイミングも含めて、本当の気持ち・希望を確認しながら、お互いの考え方と進め方をすり合わせておく)
⑩日常の生活スタイル(生活リズムや休日の過ごし方、旅行やペットなど→平日・休日、何時に起床・就寝する?お風呂はシャワー?ゆっくり浸かる?いつ入る?朝ごはんは食べる?食べない?ご飯派?パン派?嫌いな食べ物は?旅行はどんなタイミングで行きたい?ペットは飼いたい?飼いたくない?等、普段の自分とお相手の気持ち・希望を確認しながら、結婚後、どのような生活スタイルにするのかをすり合わせておく)
以上、10の項目を上げましたが、大事なことはカップルによって変わります。また、これまでは全く違う環境で暮らし、人生経験を経た二人ですから、いろいろ違っていて当たり前です。上記に記載のないことでも、「結婚生活とは二人の共同生活」であること、「お互いが居心地がよく安心できる暮らしを協力して築く」ことを意識しながら、すり合わせをしていただければと思います。
そして、結婚観をすり合わせる時には、前回のブログでもお伝えしましたが、
・「相手に合わせられること(変えられること)」「自分に合わせてほしいこと(変えられないこと)」を自分の中で整理すること
・いつもお相手への思いやり・気遣いを持ち続けること
・押しつけ・思い込み・お相手任せ・否定はNG
・丁寧に自分の考えや希望を理由も含め、わかりやすくお伝えしながら、同じようにお相手の希望も丁寧に聞くこと、理解すること
上記の4つのポイントを押さえながら進めて頂きたいと思います。
今回の「真剣交際ですり合わせるべき結婚観」は、いかがでしたでしょうか?今後、プロポーズや親へのあいさつなど、他のSTEPについても詳しくご紹介していきたいと思っています(*^^*)
婚活を頑張っている皆様の参考になれば、嬉しく思います。
IBJ正規加盟店のWith Owl(ウィズ・アウル)結婚相談所では、40代・50代に特化した結婚相談所として、カウンセラーの担当させていただく会員様を25名以内とした超少人数の専任体制で、お一人の会員様としっかり向き合う時間を作り、結果に繋げる婚活サポートをご提供しています。
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